認定こども園たから幼稚園

  • TEL 0285-72-5963

栃木県芳賀郡益子町益子2936-1

園の概要

園の概要

次代を担う
子どもを育てる

子どもが生きていく
これからの社会環境

子どもが生きていくこれからの社会環境

主体的な学び、対話的な学び、深い学びを大切にします。

汐見俊幸先生のお話です。

かつては、子どもたちは家庭や地域での「生活」の中から、いろいろなことを学んで育っていました。
例えば、親の仕事の手伝いなどです。
しかし、現在ではそのような経験が減少したため、どこかで生活から得る学びを補う必要があるのです。
今の子どもたちが社会を担うことになる20年後は、今とは違う社会になっているはずです。
AI(人工知能)の普及や、新たな道具や技術が生まれることもあるでしょう。
また、社会のグローバル化により、多様な文化の人たちと上手に付き合う必要がでてきます。
そのため、さまざまな道具を使いこなす力や、グローバルな社会に適応する力を育むことが必要になっています。

現代は、環境問題や少子高齢化など、簡単には解決できない、いろいろな問題を抱えています。
そういった問題に向き合っていくために、新しい発想や、みんなで協力して新しい解決策を探っていくような「新しい知性」を育てていかなければなりません。

そんな園生活を通して大きく成長し、大きくはばたいていって欲しいと願っています。

子どもが生きていくこれからの社会環境

認知的スキルと非認知的スキルが必要

文字や数など、身についていることがすぐにわかる能力を認知的スキルといいます。
認知的スキルを幼児期の早い時期から急いで身につければ、大人になって優秀になるかというと、あまり関係がないことがわかっています。
一方で、非認知的なスキルは、好奇心、粘り強さ、気持ちを切り替える力のような、身についているかすぐには分からないが、生きていく上で大事になるスキルのことです。
この基礎を幼児期に育てておくと、将来、勉強が行き詰ったときも「やり方を変えてみよう」と切り替えて進めることができます。
認知的スキルが大事でないわけではありません。遊びなど、子どもが興味を持ったものに主体的に取り組むことができるだけの認知的なスキルは必要です。認知的スキルと非認知的スキルが支え合うことが大事になります。
非認知的なスキルは、かつて家庭や地域の生活の中で育っていましたが、今は子どもの生活環境が変わり、育ちにくくなっています。そのため、幼児教育で、重点を置いて育てることになったのです。

認定こども園たから幼稚園